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2010
02/03
Wed

2010年02月03日(水曜日) 国内雇用への寄与

day by day

 (11:40)去年の末くらいからですかね。講演会などの折に時々こういうことを私は言ってきたのです。小売り不況に関連して。

 皆さん、最近はジャガイモの一個、トマトの一個にまで、「このジャガイモは、トマトはどこの誰々が作りました」とトレーサビリティを示す表示がありますよね。食べ物でできて、例えば衣類などでもなぜそれができないのでしょうか。

 ユニクロは確かに売れている。販売に絡む雇用も日本国内で生んでいる。同社の製品には技術革新もあって、すばらしい。しかし縫製はほぼすべて海外、特に中国でやっている。いくら売れても、縫製という面では仕事は日本では増えない。皆海外に行ってしまう。

 ではそれだったら、デパートなどは「これはちょっと高いです。しかしこれを縫製したのは、例えば岡山県のどのメーカーの何々という人です。このジーンズには、この上着にはこういう心がこもっていますし、新しいこういう技術も使われています」という作り方がなぜできないのか。

 それをしたら、買う人が出てくるのに......

 と。いや本気で言っているのですよ。というのも、私はそれをPCで経験して、直ちに「国内産」を選んだからです。

 それは、ソニーのVAIOの「Z」という機種の話です。まだ「7」が出て間もなくの頃です。新宿のヨドバシに行った。いいマシンはないかと。そしたら「Z」が早くていい。「コア2デュオ」で。でも値段が二つあった。

 「なぜですか」と聞いたら、店員の方が確か「この高いのは信州で作っていて、一方安いのは海外で作っているのです」と説明してくれた。まじまじとボディーを見たりしたら、自分が長野県の出身であることもあって、「信州で作ったこっちの方がいいよね」という判断に達した。使い勝手も良かったし、長野県の雇用を応援したいという気持ちもあったのです。

 で、迷わずに「こっちを下さい」と信州で組み立てられたVAIO「Z」を買った。それが今の我が家のメーンマシンです。実際に使ってみて、最終的に買った方のマシンの方が良さそうだったこともある。加えて、「国内、それも出身の長野県で作っている」という安心感があったし、国内雇用に貢献できるとも思った。そもそも長野県は精密工業が盛んなところだから、間違いないと思ったのです。

 そういうことがあったので、デパートなど日本の小売り業が売っている衣類などにもそれが適用されるのではないか、とずっと考えていたのです。ちょっと高くなるが、日本の雇用を守ることができる、しかも品質は良い。

 そういう気持ちでいたら、私が毎週火曜日に出ているアンカーという関西夕方の大型ニュース番組で、「アーバン・リサーチ」という会社が紹介された。私と国定さんが担当しているコーナーで。すばらしい。もう私が考えているようなことを実践していて、しかも業績が良い。「やっぱり」と思いました

 番組の目を付け所が非常に良かった。私は自分の考え方を発展させると同時に、もうちょっとこの会社のことを調べようと思っているのですが、どうでしょうね。閉鎖に追い込まれているばかりのデパートなどの業界。少し頭を使ってみては。頑張っている小売りはいっぱいあるのです。

11:08
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