
(19:15)そりゃ、マーケットの方が堪忍袋の緒を切らしますよ。85円を上回る円高と、9000円を割った日経平均ということは、そういうことでしょう。
対して民主党政権がしていることと言えば、「注視」「調査」「意見集約」ということで、何もアクションがない。短期に関しても、少し長い目で見ても。マーケットとは、押したり引いたりしないといけないのに、今のままでは「俎板の鯉」。マーケットは弱い環を狙うから、何もしていない国としての日本に狙いを定めている。
ほっておけないのは、このまま円高が進むと日本から雇用がいずれ流出してしまうことです。雇用がなくなれば、国民所得も低下する。永守さんの会社のように、円高をメリットに動く会社もあるが、全体的に見れば今の日本には円高は良くない。加えてのデフレは、債務の重みを増す。悪しきスパイラルです。
少し疑問なのは、今の民主党政権には例えばアメリカの政権とこの円高とか株安とか、日本経済の諸問題をいろいろと話を出来る人がいるのだろうか、という点だ。どうも意思疎通もなかなか出来ていないように思う。総理大臣が替わってばかりだとそれが出来ないという事に加えて、ルートそのものが切れてはいないか。
短期と長期の政策はきちんと分けないと行けない。しかしやらねばならないことは決まっていると思う。それは、ゆっくりした円安とインフレへの日本経済の誘導であり。そのシナリオを描けなければ、市場の動揺はまだまだ続く。



